イベントの入退場人数を正しく集計する例
開始時にすでにいる人を含め、今会場にいる人数を求めたい。
TALYSCENAが作成したオリジナルの架空教材です。実在する利用者の記録・調査・実験の報告ではありません。イベントの時刻は2026年10月1日00:00:01 UTCから1秒ずつ置いた合成のデモ記録時間で、操作順はseqで定まります。
利用場面と初期入力
架空の小規模イベントです。開始時点で会場にいた人数は4人です。その後の入場と退場を、入口と出口で同じ対象範囲で記録します。入退場は延べ人数であり、個人を識別しません。単位は人です。
利用するシーンはS04 イベントの入退場です。まず新しい記録を作り、下表の順に操作します。各入力は架空の教材値です。
操作・イベント・各段階の結果
左列は実際の画面で行う操作、中央列は保存されるイベントと入力、右列はその時点の統一計算エンジンの出力です。IDはデモ用の識別子です。読み込み時には新しいIDへ置き換えます。表のイベント名は技術上の対応を確認するために掲載しています。
| 順番と操作 | イベント・入力 | 各段階の期待結果 |
|---|---|---|
| 1.新しい記録を作成し、初期条件を入力する | session.create{"kind":"event","name":"イベントの入退場人数を正しく集計する例(架空のデモ)","config":{"initial":4}} | 開始時の人数:4、延べ入場人数:0、延べ退場人数:0、現在の在場人数:4 |
| 2.入場28人を記録する(現在32人) | event.in{"count":28} | 開始時の人数:4、延べ入場人数:28、延べ退場人数:0、現在の在場人数:32 |
| 3.退場11人を記録する(現在21人) | event.out{"count":11} | 開始時の人数:4、延べ入場人数:28、延べ退場人数:11、現在の在場人数:21 |
退場欄に22を入力して退場を試します。入力は拒否され、現在21人・イベント3件のままです。拒否した操作は読み込むデータにも含めません。
式を使って独立に計算する
開始時の人数4人+延べ入場28人−延べ退場11人=現在21人
退場22人は現在21人を超えるため拒否
延べ入場28人と現在21人は異なる指標
百分率は表示時だけ小数第2位まで丸めます。内部の比率は丸めずに保持します。
ツールの結果と照合する
開始時の人数4人/延べ入場28人/延べ退場11人/現在21人。下のボタンから読み込むと、予測値を画面に貼り付けるのではなく、イベントから同じ計算エンジンで再計算します。上表の最終行と実際の作業画面の指標を照合してください。
T02 対応ツールを開く S04 イベントの入退場をシーン一覧で確認する
対応ツールとシーンの作業画面は同じ記録・同じイベント履歴を使用します。
元に戻す・訂正を試す
最後の退場11人を戻すと現在32人、延べ退場0人です。退場11人を再記録すると21人になります。
「元に戻す」は最後の有効操作を対象とし、過去のイベントを消しません。試したあとは再入力するか、この例を別のコピーとして読み込み、最終行の状態からやり直せます。
よくある誤り
入場28人を来場者の実人数と呼ばないでください。再入場を含む可能性があります。退場の失敗を有効な保存記録として数えてはいけません。
独立したデモ記録を読み込む
プレビューで例の名前・シーン・イベント件数・結果を確認し、「独立したデモ記録を作成」を押してください。既存の記録は変更しません。同じ例をもう一度読み込むと別のコピーを作ります。不要ならキャンセルできます。
保存・バックアップ・プライバシー
- 保存後の作業画面で値を照合し、元に戻す操作を試してください。ページを再読み込みし、同じ記録と履歴が残ることを確認します。同じブラウザ・同じサイトで開き直してください。
- 1件分の記録のJSONバックアップを出力し、「1件分の記録を独立コピーとして復元」で内容を確認して復元すると、元の記録を保った別のコピーを確認できます。全作業領域を置き換える復元は、この例の読み込みには使いません。
- データはこのブラウザのIndexedDBに保存されます。ログインもクラウド同期もありません。ブラウザデータの削除・別の端末への移動では記録が自動で戻らないため、重要な記録はJSONを別に保管してください。
- デモ後に個人情報を入力した場合、その情報は書き出すJSONにも入ります。共有前に内容を確認してください。公開されるこのHTMLには利用者の私的な記録を含めません。
- 保存失敗・別タブとの競合・40000イベント超過では全件の作成を拒否します。部分的な読み込みは行いません。再読み込みして元の記録を確認してから、再度プレビューしてください。