家庭用品の棚卸と在庫差異を確認する例
棚の数と帳簿が2個ずれているとき、差を記録してから明示的に調整したい。
TALYSCENAが作成したオリジナルの架空教材です。実在する利用者の記録・調査・実験の報告ではありません。イベントの時刻は2026年10月1日00:00:01 UTCから1秒ずつ置いた合成のデモ記録時間で、操作順はseqで定まります。
利用場面と初期入力
架空の家庭用スポンジ1品目です。単位は個、初期20個、補充8個、使用5個です。棚卸数量の登録と在庫調整は別の操作です。
利用するシーンはS05 家庭用品の在庫です。まず新しい記録を作り、下表の順に操作します。各入力は架空の教材値です。
操作・イベント・各段階の結果
左列は実際の画面で行う操作、中央列は保存されるイベントと入力、右列はその時点の統一計算エンジンの出力です。IDはデモ用の識別子です。読み込み時には新しいIDへ置き換えます。表のイベント名は技術上の対応を確認するために掲載しています。
| 順番と操作 | イベント・入力 | 各段階の期待結果 |
|---|---|---|
| 1.新しい記録を作成し、初期条件を入力する | session.create{"kind":"supply","name":"家庭用品の棚卸と在庫差異を確認する例(架空のデモ)","config":{}} | 用品はまだ登録されていません。 |
| 2.用品を登録:初期20個、通知の基準3個 | supply.add{"supplyId":"sponge","name":"スポンジ(デモ用)","unit":"個","initial":20,"threshold":3} | 帳簿在庫数:20 |
| 3.8個補充:帳簿在庫数28個 | supply.restock{"supplyId":"sponge","count":8} | 帳簿在庫数:28 |
| 4.5個使用:帳簿在庫数23個 | supply.use{"supplyId":"sponge","count":5} | 帳簿在庫数:23 |
| 5.棚卸数量21個を保存:帳簿在庫数は23個のまま | supply.count{"supplyId":"sponge","actual":21} | 帳簿在庫数:23、棚卸時点の帳簿在庫数:23、棚卸数量:21、在庫差異:-2、差異率:-8.7%、調整済み:いいえ |
| 6.棚卸結果の参照と理由を確認し、調整の確認欄にチェックして実行:21個 | supply.adjust{"supplyId":"sponge","countId":"C06-event-5","reason":"棚卸で2個不足を確認(デモ)"} | 帳簿在庫数:21、棚卸時点の帳簿在庫数:23、棚卸数量:21、在庫差異:-2、差異率:-8.7%、調整済み:はい |
| 7.調整を元に戻す:23個、棚卸は未調整 | history.undo{"targetId":"C06-event-6"} | 帳簿在庫数:23、棚卸時点の帳簿在庫数:23、棚卸数量:21、在庫差異:-2、差異率:-8.7%、調整済み:いいえ |
| 8.同じ有効な棚卸を参照し、明示的に再調整:21個 | supply.adjust{"supplyId":"sponge","countId":"C06-event-5","reason":"棚卸結果を再確認して調整(デモ)"} | 帳簿在庫数:21、棚卸時点の帳簿在庫数:23、棚卸数量:21、在庫差異:-2、差異率:-8.7%、調整済み:はい |
| 9.その後3個使用:18個、元の棚卸スナップショットは変わらない | supply.use{"supplyId":"sponge","count":3} | 帳簿在庫数:18、棚卸時点の帳簿在庫数:23、棚卸数量:21、在庫差異:-2、差異率:-8.7%、調整済み:はい |
式を使って独立に計算する
帳簿在庫数=20+8−5=23個
在庫差異=棚卸数量21−帳簿在庫数23=−2個
差異率=−2÷23×100≒−8.70%
調整後の帳簿在庫数=23+(−2)=21個
その後3個使用:21−3=18個
過去の棚卸スナップショットは23/21/−2を維持
百分率は表示時だけ小数第2位まで丸めます。内部の比率は丸めずに保持します。
ツールの結果と照合する
帳簿在庫数18個/棚卸時点23・棚卸数量21・在庫差異−2/差異率約−8.70%。下のボタンから読み込むと、予測値を画面に貼り付けるのではなく、イベントから同じ計算エンジンで再計算します。上表の最終行と実際の作業画面の指標を照合してください。
T08 対応ツールを開く S05 家庭用品の在庫をシーン一覧で確認する
対応ツールとシーンの作業画面は同じ記録・同じイベント履歴を使用します。
元に戻す・訂正を試す
手順中で調整を一度戻し、帳簿在庫数23・未調整へ戻ることを確認してから再調整します。読み込み後、使用3個を戻すと21個、さらに調整を戻すと23個です。棚卸の23/21/−2は残ります。
「元に戻す」は最後の有効操作を対象とし、過去のイベントを消しません。試したあとは再入力するか、この例を別のコピーとして読み込み、最終行の状態からやり直せます。
よくある誤り
棚卸数量を登録しただけで帳簿在庫数を21にしないでください。差異率の分母は棚卸時点の帳簿在庫数23です。分母0の差異率は未定義です。
独立したデモ記録を読み込む
プレビューで例の名前・シーン・イベント件数・結果を確認し、「独立したデモ記録を作成」を押してください。既存の記録は変更しません。同じ例をもう一度読み込むと別のコピーを作ります。不要ならキャンセルできます。
保存・バックアップ・プライバシー
- 保存後の作業画面で値を照合し、元に戻す操作を試してください。ページを再読み込みし、同じ記録と履歴が残ることを確認します。同じブラウザ・同じサイトで開き直してください。
- 1件分の記録のJSONバックアップを出力し、「1件分の記録を独立コピーとして復元」で内容を確認して復元すると、元の記録を保った別のコピーを確認できます。全作業領域を置き換える復元は、この例の読み込みには使いません。
- データはこのブラウザのIndexedDBに保存されます。ログインもクラウド同期もありません。ブラウザデータの削除・別の端末への移動では記録が自動で戻らないため、重要な記録はJSONを別に保管してください。
- デモ後に個人情報を入力した場合、その情報は書き出すJSONにも入ります。共有前に内容を確認してください。公開されるこのHTMLには利用者の私的な記録を含めません。
- 保存失敗・別タブとの競合・40000イベント超過では全件の作成を拒否します。部分的な読み込みは行いません。再読み込みして元の記録を確認してから、再度プレビューしてください。