G12 · 集計レポート作成
集計レポートの作成と安全な保存方法
記録を人に見せる前に、何の数字か、どの分母を使ったか、名前を出してよいかを確認しましょう。全部をそのまま渡すのではなく、目的に必要な指標だけを選んでレポートを作ります。
このページの数値は、説明のために作成した架空の演習データです。実測・調査結果や実在の利用者の記録ではありません。
T12・集計レポート作成を開く数える対象と考え方
集計レポートは現在有効な記録から作る読み取り専用の成果です。元に戻した操作は有効な集計から外れ、元の操作履歴には残ります。訂正・調整の件数は、対応する明示操作のうち現在有効なものを数え、普通の入力回数や取り消しボタンの回数とは区別します。
レポートJSONと復元用JSONバックアップは別物です。レポートは選んだ指標や公式を見るもの、バックアップは原履歴から記録を復元するものです。レポートJSONを全記録のバックアップ入口へ入れても復元できません。
ツールでの手順
- T05で演習の練習記録を作り、成功18・失敗7をまとめて保存します。T12を開き、レポートの参照元を選択でその記録を選び、レポート作成画面を開くを押します。ダッシュボードや操作履歴から同じ記録のレポートへ進むこともできます。
- 試行回数・成功・失敗・練習の成功率の選択欄を確認します。初期設定では独自の名前や単位を含めません。選択した内容でレポートを作成を押し、下表の数と公式、参照元・記録範囲を確認します。
- 必要なら概要をコピー、CSVをエクスポート、閲覧専用レポートJSONをエクスポートを使います。印刷 / PDFとして保存ではブラウザの印刷画面でPDFの保存先を選び、実際に保存したファイルを開いて確かめます。
- 具体的な名前を含める必要があるときだけ、名前・単位を含めるチェックを入れて明示的に再生成します。許可を外した後や指標を変えた後も再生成が必要です。生成前の無効な古い内容を共有しないでください。
新規作成欄の種類を選ぶだけでは、現在の記録は切り替わりません。作成ボタンを押す前に、続けたい既存の記録がないか確認してください。
演習データと計算
| 選ぶ指標 | 数値 | 読み方・式 |
|---|---|---|
| 試行回数 | 25回 | 成功18+失敗7 |
| 成功 | 18回 | 有効な成功の数量 |
| 失敗 | 7回 | 有効な失敗の数量 |
| 練習の成功率 | 72% | 18÷25×100=72% |
分子18、分母25、成功率72%。保存した一括操作が1件でも、試行回数は25回です。
例えば失敗の単独指標を外すと、その独立した指標行は共有結果に入りません。ただし、選んだ試行回数の説明式に「18+7」と出ることはあります。その情報も出したくないなら、式も含めて確認し、該当する指標自体を外します。
間違いやすい点と直し方
名前を画面から消しただけで安全だと思う
生成済みの本文・グラフ・CSV・JSON・PDFとファイル名を確認します。独自の名前を含める許可を外したら、古いレポートは無効になり、再生成するまで共有できません。
参照元が変わったのに古い数を送る
別タブでの更新も含め、元記録が変わったら再確認します。検索や画面の描画で無効な古い報告が復活するものではありません。
レポートだけで原記録も復元できると思う
選択しなかった履歴まで含むバックアップではありません。再開に必要なJSONは別に保存してください。
結果と原記録を保存する
原記録を残すには、バックアップと復元からJSONバックアップをダウンロードを使うか、記録の管理から1件分のJSONを出力します。完全復元は現在の全記録を置き換えるため、プレビューと承認内容を確認します。バックアップには名前などが平文で含まれる場合があり、共有用レポートと同じ場所に無造作に置かないでください。
ブラウザ内の保存を確認してからダウンロードし、ファイルが保存できたか開いて確認します。JSONに独自の名前などが含まれる場合は、共有先を慎重に選んでください。
使える範囲と限界
保存済みレポートの保管ライブラリやクラウド送信の機能はありません。ブラウザ内保存だけを外部バックアップの代わりにしないでください。CSVの式のような文字列には対策がありますが、未知の表計算ソフトの表示までは保証しません。印刷結果の確認は紙の印刷機での検証とは別です。長いグラフ名が省略されたら本文の全指標で確認します。
記録はこのブラウザのローカル保存です。アカウントやクラウド同期はありません。ワークスペース全体の操作上限は40,000件で、元に戻す操作や管理履歴も含みます。
要点
選択した指標・分母・名前の許可を確かめ、明示的に生成してから共有します。共有用ファイルと復元用バックアップを分け、どちらも実際に保存できたか確認しましょう。
集計レポート作成で確認する