G05 · 試行・成功の記録
成功率の計算方法と練習記録の付け方
練習で成功した回数だけをメモしても、何回試した結果か分からなければ成功率は出せません。成功と失敗を同じルールで記録し、試行回数を分母にして振り返りましょう。
このページの数値は、説明のために作成した架空の演習データです。実測・調査結果や実在の利用者の記録ではありません。
T05・試行・成功の記録を開く数える対象と考え方
成功率は成功回数÷総試行回数です。総試行回数は成功+失敗で求めます。「試行しなかった」「まだ判定していない」を、都合よく成功や失敗に混ぜないよう、1回の試行と成功の条件を先に決めます。
試行0回では率を算出できません。これは0%だったという意味ではなく、分母がまだない状態です。率が同じでも20回と200回では記録した回数が違うため、試行数も残します。
ツールでの手順
- T05で新しい記録を作成を使い、「演習・練習20回」という記録を作ります。1回ずつなら成功・失敗ボタンを使えますが、ここでは内訳が分かっている20回を一括で入力します。
- 一括入力(成功・失敗をまとめて保存し、元に戻します)を開き、成功回数に14、失敗回数に6を入れます。
- 今回の成功・失敗をまとめて保存を押し、試行20・成功14・失敗6・成功率70%を確認します。
- 誤入力なら直前の操作を元に戻すで一括分を戻してから入力し直します。一括分の成功と失敗が両方戻るので、戻した後の分母も確認してください。
新規作成欄の種類を選ぶだけでは、現在の記録は切り替わりません。作成ボタンを押す前に、続けたい既存の記録がないか確認してください。
演習データと計算
| 項目 | 計算 | 結果 |
|---|---|---|
| 総試行回数 | 14+6 | 20回 |
| 成功率 | 14÷20×100 | 70% |
| 失敗の割合 | 6÷20×100 | 30% |
成功14回 ÷ 試行20回 ×100=70%。保存操作が1回でも、試行は20回です。
間違いやすい点と直し方
成功回数を失敗回数で割る
14÷6は成功率ではありません。分母は成功も失敗も含む20回です。
一括入力の取り消しで1試行だけ減ると思う
一括で保存した20回分は一つの操作として戻ります。単発入力とまとめ入力のどちらだったかを履歴で確認します。
条件の違いを改善効果と断定する
距離や難しさ、練習内容が違えば率は単純には比べられません。条件を記録名や手元のメモで残し、結果だけから因果関係を決めないでください。
結果と原記録を保存する
入力した結果を確認してから記録のJSONを外部にも保存します。割合を人に見せるならT12で成功・失敗・試行・成功率を選び、必要な内訳と分母を一緒に出します。相手に不要な独自の名前は初期設定の匿名のままにします。
ブラウザ内の保存を確認してからダウンロードし、ファイルが保存できたか開いて確認します。JSONに独自の名前などが含まれる場合は、共有先を慎重に選んでください。
使える範囲と限界
自動で成功を判定する機能や、試行していない分を推測する機能はありません。点数の大小を付けたい練習は加重スコア、複数の記録を比べたいときはT10を検討します。
記録はこのブラウザのローカル保存です。アカウントやクラウド同期はありません。ワークスペース全体の操作上限は40,000件で、元に戻す操作や管理履歴も含みます。
要点
1回の試行と成功条件を決め、成功・失敗の両方を記録します。率だけを残さず、20回中14回という分子と分母が分かる形で保存しましょう。
試行・成功の記録で確認する