G11 · 加重スコアカウンター
重み付きスコアの計算方法
難しさや重要度が違う行動を、すべて「1回」で足すと違いが見えません。1回あたりの点数を決め、回数との積を足せば合計得点を作れます。ただし、点数の決め方と変更の時点を残す必要があります。
このページの数値は、説明のために作成した架空の演習データです。実測・調査結果や実在の利用者の記録ではありません。
T11・加重スコアカウンターを開く数える対象と考え方
重み付きスコアは「記録時の1回あたりの点数×回数」の合計です。成功率とは違い、全体が100%に収まる指標ではありません。負の点や0点も使え、合計が負になること自体は誤りではありません。
点数を変えるときは、今後の既定値を変えるのか、過去の入力ミスを戻すのかを区別します。T11では各記録に当時の点数を保存するため、新しい既定値で過去の記録を静かに付け直しません。
ツールでの手順
- T11で新しい記録を作ります。カテゴリ名と1回あたりの点数を入力し、得点カテゴリを作成でA=5、B=2、C=−1の3つを作ります。負の点数は入力欄に半角で-1と入れます。
- Aの今回の回数を3、Bを2、Cを1にして、それぞれの得点記録ボタンを押します。累計18点、得点の記録回数6を確認します。保存操作の回数3とは区別します。
- 最後のCが誤入力だったと仮定し、直前の操作を元に戻すを押すと19点になります。Cの−1点を除くので、合計は増えます。
- Aの今後の既定点数を変更を開き、新しい既定点数を6にします。理由と確認チェックを入れて今後の点数の変更を確定を押します。過去のAの15点は変わりません。その後Aを1回記録すると合計25点です。
新規作成欄の種類を選ぶだけでは、現在の記録は切り替わりません。作成ボタンを押す前に、続けたい既存の記録がないか確認してください。
演習データと計算
| カテゴリ | 記録時の点数×回数 | 寄与 |
|---|---|---|
| A | 5×3 | 15点 |
| B | 2×2 | 4点 |
| C | −1×1 | −1点 |
合計=15+4−1=18点。回数=3+2+1=6回。1回あたり平均=18÷6=3点。
Cを戻すと19点・5回です。Aの今後の既定値を6にしても合計は19点のまま、新たに1回だけ6点で記録すると19+6=25点になります。
間違いやすい点と直し方
既定点数を変えれば過去も直ると思う
既定値の変更は今後だけです。過去の誤入力なら対象と履歴を確認し、直近の有効な操作を戻して適切に記録し直します。
負の記録を戻すと合計が減ると思う
−1点を除くと合計は1増えます。符号を含む寄与を先に書き出してから計算します。
回数と保存操作数を混ぜる
3回分の一括記録は1操作ですが、平均点の分母は3回分です。カテゴリ作成やルール変更も、得点の回数としては足しません。
結果と原記録を保存する
T11の得点CSVをエクスポートで得点の明細を確認できます。共有する指標を絞りたい場合はT12を使い、名称の公開可否を確認します。原記録と当時の点数を保存するには、記録のJSONバックアップを残します。
ブラウザ内の保存を確認してからダウンロードし、ファイルが保存できたか開いて確認します。JSONに独自の名前などが含まれる場合は、共有先を慎重に選んでください。
使える範囲と限界
点数は整数で、非常に大きい積や合計は拒否されます。無制限の計算器ではありません。空の記録は合計0でも平均の分母がなく、平均0点だったと断定できません。重みの妥当性や成果の価値を自動で保証しません。
記録はこのブラウザのローカル保存です。アカウントやクラウド同期はありません。ワークスペース全体の操作上限は40,000件で、元に戻す操作や管理履歴も含みます。
要点
点数と回数をセットで記録し、各寄与を足します。将来のルール変更と過去の訂正を分け、当時の点数をたどれる形で保存しましょう。
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