G01 · 複数項目カウンター
複数の項目を正確に数える方法
部品を数える途中で別の種類が混ざると、合計だけが合っていても内訳は分からなくなります。まず種類ごとに数える場所を分け、最後に同じ単位の数量を足しましょう。ここでは3種類の部品を使い、増減を戻した後も内訳が一致するか確かめます。
このページの数値は、説明のために作成した架空の演習データです。実測・調査結果や実在の利用者の記録ではありません。
T01・複数項目カウンターを開く数える対象と考え方
「項目」は独立したカウントの入れ物です。「数量」はその項目の現在値、「合計」は各項目の現在値を足した値です。入力した操作の数ではありません。部品の個数と箱数のように意味や単位が違う値を、理由なく足さないでください。
同じ名前を付けても、別々に作った項目は別のIDを持ち、自動では統合されません。名前は見分けるための表示です。重複して作ったことに気付いたら、両方を増やし続けず、操作履歴と内訳を確認します。
ツールでの手順
- T01を開き、新しい記録を作成で記録名に「演習・部品の確認」と入力し、記録を作成して保存を押します。既存の記録を続ける場合は、新規作成ではなく保存済みの記録を選びます。
- カウント項目名をA、初期カウントを9にして、独立したカウント項目を追加を押します。Bは6、Cは4で同じように追加します。
- Aの今回増やす数を2にしてカウントを増やす、Cの今回減らす数を1にしてカウントを減らすを押し、下表の変化を確かめます。
- 直前の操作を元に戻すを1回押すとCの減算が戻り、もう1回押すとAの加算が戻ります。合計だけでなくA・B・Cの値も確認します。
新規作成欄の種類を選ぶだけでは、現在の記録は切り替わりません。作成ボタンを押す前に、続けたい既存の記録がないか確認してください。
演習データと計算
| 時点 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 最初 | A=9、B=6、C=4 | 19 |
| Aを2増やす | 11+6+4 | 21 |
| Cを1減らす | 11+6+3 | 20 |
| 減算を元に戻す | 11+6+4 | 21 |
| 加算も元に戻す | 9+6+4 | 19 |
9+6+4=19個。最後の2操作を戻すと、元の19個に戻ります。
間違いやすい点と直し方
合計だけ見て二重計上する
Aと同じ対象をBでも数えていないか、項目の定義と内訳を先に確認します。名前を変えるだけでは、二重に記録した数量は減りません。
減算で負の数量にしようとする
このカウンターは現在値より多い減算を受け付けません。拒否された操作は保存されないので、入力を修正します。
戻す対象を取り違える
元に戻す対象は直近の有効な操作です。古い操作まで戻す場合は、間にある正常な操作にも影響するため、履歴を確認してから行います。
結果と原記録を保存する
同じ記録を続けるときはシーン別ダッシュボードから開きます。外部に残すにはこの記録の管理:名前の変更・アーカイブ・出力を開き、この記録のJSONをエクスポートを使います。共有用の表やグラフが必要なら、T12で必要な項目だけ選んで生成します。
ブラウザ内の保存を確認してからダウンロードし、ファイルが保存できたか開いて確認します。JSONに独自の名前などが含まれる場合は、共有先を慎重に選んでください。
使える範囲と限界
自動で物を認識する機能や、同名項目をまとめる機能はありません。数量を数える単位は事前に決めてください。端末ごとに作った記録が自動で同期することもありません。
記録はこのブラウザのローカル保存です。アカウントやクラウド同期はありません。ワークスペース全体の操作上限は40,000件で、元に戻す操作や管理履歴も含みます。
要点
項目の境界と単位を決めてから数え、内訳と合計を一緒に確認します。増減を戻した後は値を再確認し、必要な記録はJSONでも保存しましょう。
複数項目カウンターで確認する