G03 · 段階・状態の管理
作業の進み具合を段階別に管理する方法
箱を運ぶたびにカウンターを増やすだけでは、箱の数と作業回数が混ざります。引っ越しでは箱そのものを1個として登録し、その箱が今どの段階にあるかを変えると、未搬出や未開梱を見分けやすくなります。
このページの数値は、説明のために作成した架空の演習データです。実測・調査結果や実在の利用者の記録ではありません。
T03・段階・状態の管理を開く数える対象と考え方
対象の数と状態の変化は別です。箱1個が「梱包済み→運搬済み→開梱済み」と進んでも、箱は3個になりません。3段階の箱数を足すと、いつでも登録した箱の総数に一致します。
この例は引っ越し用の段階管理です。片づけの「手放す予定/実際に処理済み」や、制作の完了・再開は意味が異なります。T03の対応するシーンを選び、別の業務の状態をそのまま置き換えないでください。
ツールでの手順
- T03で引っ越しの段ボール箱の種類を選び、記録名を「演習・引っ越し」にして記録を作成して保存を押します。
- 箱の名前 / 内容に「台所の食器」を入れ、箱を追加(梱包済み)を押します。新しい箱は梱包済みから始まります。
- その箱の運搬済みを押し、次に開梱済みを押します。別の箱を追加する操作ではありません。
- 直前の操作を元に戻すで開梱を戻します。運搬済み1・開梱済み0・総数1に戻り、操作履歴には開梱の記録とそれを戻した記録の両方が残ります。
新規作成欄の種類を選ぶだけでは、現在の記録は切り替わりません。作成ボタンを押す前に、続けたい既存の記録がないか確認してください。
演習データと計算
| 操作後 | 梱包済み/運搬済み/開梱済み | 総数 |
|---|---|---|
| 箱を追加 | 1/0/0 | 1 |
| 運搬済みにする | 0/1/0 | 1 |
| 開梱済みにする | 0/0/1 | 1 |
| 開梱を元に戻す | 0/1/0 | 1 |
梱包済みの箱数+運搬済みの箱数+開梱済みの箱数=箱の総数=1個
間違いやすい点と直し方
移動のたびに同じ箱を追加する
新規登録は箱1個につき1回です。追加ではなく、その箱の段階ボタンを使います。名前が同じでも別IDの箱は別物として数えられます。
作業回数を完了した箱数と読む
段階を2回進めても、開梱済みの箱は1個です。操作履歴の件数を総数の代わりに使わないでください。
戻した開梱を履歴から消えたことにする
現在の集計からは外れますが、開梱したという記録自体は残ります。操作履歴で「元に戻した操作」の表示まで確認すると、状態が戻った理由を説明できます。
結果と原記録を保存する
ダッシュボードから同じ引っ越し記録を続け、箱のIDと名前を確認します。終了時は記録の管理からJSONを保存します。報告が必要な場合は、同じ記録をT12で選び、総数と各段階の数をまとめて出します。
ブラウザ内の保存を確認してからダウンロードし、ファイルが保存できたか開いて確認します。JSONに独自の名前などが含まれる場合は、共有先を慎重に選んでください。
使える範囲と限界
引っ越しの基本フローは上の3段階です。運送の位置追跡や写真認識はありません。物理的な箱の中身が変わったことを、段階変更だけから自動で推測することもできません。
記録はこのブラウザのローカル保存です。アカウントやクラウド同期はありません。ワークスペース全体の操作上限は40,000件で、元に戻す操作や管理履歴も含みます。
要点
対象を一度登録してから状態を進めます。箱の総数を守り、取消しを含む履歴と現在の状態を照合して保存しましょう。
段階・状態の管理で確認する